a regret 2002年5月16日



 "regret"という言葉。直訳すると「後悔」。ま、ヒトは生きていく中で何度もこの「後悔」という念を抱く機会がある。 ところで、ここで"ヒト"という言葉が出てきたが、もしかしたらこの「後悔」という念はヒトにしか持ち得ない念なのかもしれない。

 動物の中でも頭、いわゆる頭脳は抜きんでて発達している"ヒト"。 「食べること」「寝ること」「子孫を増やすこと」という欲求で満たされている他の動物よりも遙かに頭がいいわけだが、 それ故に、いわゆる三大欲求に加えてヒトにしか存在しない欲求があるという。

 先の三大欲求に加え、お金を得たいという「金銭欲」、自らの地位を高めたいという「地位欲」などが存在する。 あと2つばかしあるらしいのだが、自分の不徳の致すところか、忘れた。とにかくヒトには七大欲求があるということらしい。

 今回のテーマの「後悔」とは少しばかり脱線してしまったようだが、この欲求の裏側に「後悔」という念があると思う。 たとえば「あれが欲しい」という購買欲(もしかしたら七大欲求の忘れたといった欲のひとつかもしれない)がある。 でも、「待てよ?」という念が働いて一時期買うのをためらってしまった。でも最終的に欲しいということになり、 店に行ったらその商品が売り切れてしまったという結構みんなによくありそうなケース。 結局そのあとに残るのは「最初に買おうって思ってた時になぜ買わなかったのだろう…」という「後悔」の念だ。 今回のパターンは、行動を起こそうとしてそれが自らの念によって抑止され、いざ行動に起こしたときには手遅れという形である。

 勿論逆のパターンも存在する。例は挙げないが、行動を起こして結局それが裏目に出て「何でこんなコトを…」っていった形。 これもあとに残るのは「後悔」という念。

 この2つの中で厄介なのは後者。このパターンは結構何も考えずに突っ走るっていう形が多く、それだけリスクも多い。 たいがい「後悔」という念のほかに何かしらのマイナス要素がおまけとして付いてくる。 勿論そんなおまけなんて欲しくないのは言うまでもないが。

 人には「内向的」な人と「外向的」な人がいる。この2つのタイプを「後悔」という念に透かしてみせるとこんな感じだろうか。

 「外向的」な人の後悔:いろいろ行動を起こす人ということで、結構後者のパターンが当てはまると思う。 いらないおまけよりも、行動を抑止されることが嫌な人と言ったところでしょうか。

 「内向的」な人の後悔:外向的な人と全く逆。行動を先読みしすぎて結局動けない。 もしかしたら頭が良すぎて、それ故こういう性格になるのかもしれない。


まぁ、どっちがよいのかというのは一概には言えない。それぞれに一長一短が存在することだしね。 でも自分はいわゆる内向的なのでいろいろうじうじ考えて結局…ってタイプなので外向的になりたいのは事実。 もしかしたら外向的な人って内向的になりたいっていう念があるのかなぁ…

おまけ:ちなみにこれを書いてるとき、自分左足を怪我しています、はい。しかも自分の不注意で。 それで「あ〜このとき何でこんなコトを…」っていう念によってペンを動かした所存でござい。

(2002年5月16日、 3時13分)
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